千葉県議会 2019-06-21 令和元年_環境生活警察常任委員会(第1号) 本文 2019.06.21
◯説明者(正木廃棄物指導課長) 県では事業者に対しまして、勧告に従いまして、ダウンウォッシュ等の防止をするために、煙突の改善や高速シャッターの開閉の徹底、あるいは負圧の強化による破砕選別棟からのVOCの漏えい防止、あるいは廃油の受け入れ、保管方法の見直しなど、住民からの苦情が少しでも減少するように事業者を指導してきたところでございます。 ◯委員長(中村 実君) 小宮委員。
◯説明者(正木廃棄物指導課長) 県では事業者に対しまして、勧告に従いまして、ダウンウォッシュ等の防止をするために、煙突の改善や高速シャッターの開閉の徹底、あるいは負圧の強化による破砕選別棟からのVOCの漏えい防止、あるいは廃油の受け入れ、保管方法の見直しなど、住民からの苦情が少しでも減少するように事業者を指導してきたところでございます。 ◯委員長(中村 実君) 小宮委員。
特に、千葉県2012年度大気調査及び2013年度大気調査の結果によれば、柏廃材施設の破砕選別棟の臭気やVOCが、シャッターの開閉により破砕選別棟の外に漏えいしていることは明らかであって、柏廃材施設周辺の苦情の一因となっていると言える。
まず、平成25年8月1日の勧告後、どのような改善がされたのかとの御質問ですが、県は、平成25年8月1日に改善勧告を行い、事業者に対し煙突の改善や破砕選別棟からのVOCの漏えい防止対策等を指導してきたところです。破砕選別棟からのVOCの漏えい防止については、これまでに高速シャッターの設置や廃油の取扱量の削減などの対策が実施されており、一定の効果が出ています。
◯小宮清子委員 既に3年半以上たつ中で、もう1つ、破砕選別棟の問題があるんですけれども、高速シャッターをつけた。その高速シャッターはうまく生かされていないということは明らかになってると思うんですが、破砕選別棟の負圧状態の解消はどうでしょうか。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) 廃棄物指導課でございます。
◯小宮清子委員 その更新の申請は出ているということですけれども、この間、柏廃材は平成25年の勧告に対して破砕選別棟の仕切りカーテンも本当に効果がない仕切り、そして高速シャッターをつけたというけれども、本会議でも明らかにしたように閉まっていない高速シャッター。
破砕選別棟があの狭さですから、搬入車がおさまり切らない。このことについてどう考えますか。 ◯委員長(関 政幸君) 長谷川廃棄物指導課長。 ◯説明者(長谷川廃棄物指導課長) 事業者には私どもから、先ほど申し上げましたように、極力あけておくことのないようにということを徹底したいというふうに考えております。無理だとは考えておりません。 ◯委員長(関 政幸君) 小宮委員。
勧告内容は、煙突のダウンウオッシュ防止対策、破砕選別棟内の高濃度VOC対策として、外への漏れの防止、棟内の負圧機能の強化、維持管理の見直しです。柏廃材は、この勧告に対する改善計画書を2013年9月2日の期限からおくれること10月2日、県に対して調査結果の全体が柏廃材に開示されておらず、根拠及び推論の過程が示されていないとして、勧告には応じることができないとの回答をよこしたとのことです。
特に千葉県平成24年度大気調査及び平成25年度大気調査の結果によれば、被申請人施設の破砕選別棟の臭気やVOCがシャッターの開閉により破砕選別棟棟外に漏えいしていることは明らかであって、被申請人施設周辺の苦情の一因になっていると言える。また、二酸化硫黄などの無機性ガスも健康被害をもたらすほどの濃度とまでは言えないものの、その臭気が付近住民に影響を与えていることは否定できない。
県は、2月議会で柏廃材破砕選別棟から漏えいするVOCが原因の1つであると推定し、改善勧告を行ったというふうに答弁されております。破砕選別棟、煙突の改善のうち、特に今回は破砕選別棟について質問いたします。
その後、県が行った調査の結果はどうかとの御質問ですが、焼却臭や薬品臭などの苦情発生時の気象状況や施設の稼働状況等を詳細に検討した結果、柏廃材の煙突からのばい煙や破砕選別棟から漏えいするVOCが原因の1つであると推定をされたところでございます。 改善勧告の内容はどうか。
その後の進展ということでございますが、柏廃材では、破砕選別棟からのVOCの漏えい対策として、破砕選別棟の内部を仕切る工事に着手したということでございます。また、空のドラム缶等の保管施設の設置について具体的な検討をしてることを確認しました。 ◯委員長(武田正光君) ふじしろ委員。
◯説明者(川嶋廃棄物指導課長) 柏廃材では、空きドラム缶等の保管を行う倉庫の設置とか、破砕選別棟からのVOC漏えい対策として、破砕選別棟内に仕切り壁を設置するということを会社として決定したというふうに聞いております。今後、施設面での改善が進むものと考えております。県としては、早期に着手するよう指導してまいります。 ◯委員長(武田正光君) ふじしろ委員。
◯説明者(川嶋廃棄物指導課長) 柏廃材に対しましては、昨年8月1日にダウンウォッシュを防止するための煙突の改善、それから廃棄物の受け入れ方法や保管方法の見直し、破砕選別棟からのVOCの漏えいの防止、それから運転管理マニュアルの見直しなどの改善勧告を行いました。
◯説明者(石渡廃棄物指導課長) 県の勧告を受けて、柏廃材から提出された改善計画の中でございますが、その主な内容は、煙突からの排ガスを整流するための整流板の変更、廃棄物の受け入れ方法や保管方法の見直し、破砕選別棟からのVOCの漏えい防止策の実施、作業マニュアルの見直しなどとなってございます。 ◯委員長(武田正光君) ふじしろ委員。
また、破砕選別棟からVOCが漏れているという問題でございますが、シャッターを開けなければ漏れないんですが、搬入するときにシャッターを開けざるを得ないということもございますので、シャッターを開けても外にVOCが漏れないような対策、例えば気圧を下げる等々の検討を今柏廃材において行っているというふうに我々は理解してございます。 ◯委員長(武田正光君) ふじしろ委員。
きょう、議場に議長の許可をいただきまして配らせていただきました資料は、柏廃材の破砕選別棟内外のVOCの状況です。ぜひ皆さん方に、このVOCというのはどんなものであるのかというのは、もちろんよく御存じかと思いますが、改めてこの数値なども見ていただきたい。そして、こういう物質なのだということも、参考として、ぜひ見ていただいておきたいと思います。
しかし、風上と風下におけるVOC濃度の変化等から、柏廃材の破砕選別棟から漏えいしているVOCが苦情発生の原因の1つであると推定されました。また、無機性ガスにつきましては、周辺の測定局のデータと健康被害の苦情との関係について、苦情発生時の風向、風速など、気象条件なども踏まえ詳細な比較検討を行ったところ、無機性ガスの発生源は柏廃材に絞り込まれました。
そして、VOCの問題にいたしまして、柏廃材の中の破砕選別棟の周辺では高いVOCがあり、そのあけ閉めが問題ではないかと。そういうことで、風下の、いわゆる境界地ではシックハウス症候群という、その指針も大きく上回るケースも出ているというような調査結果に基づいて、改善勧告を出しておりますが、その改善勧告の内容をこの前御説明いただきましたら、煙突から、ダウンウオッシュという形で下に落ちてしまう。
一方、揮発性有機化合物VOCの調査結果では、柏廃材の破砕選別棟や煙突からのVOCが周辺に与える影響はないと考えられるということで、この2つの健康調査とそしてVOCの調査結果が全く逆の結果を出しているという状況に突き当たりました。 県は、発生源調査として今回プロポーザル方式による入札をいたしました。結果、環境財団への委託となったと聞いています。
焼却施設の破砕選別棟から出る揮発性有機化合物(VOC)や煙突から出た塩化水素等が原因と考えられ、2009年から翌年にかけて県と野田市はVOC調査を3回実施し、2010年には2キロ圏内の住民を対象に健康調査を実施しました。健康調査結果を分析した岡山大学大学院の津田敏秀教授は、目、鼻の粘膜刺激症状だけではなく、だるさなどの全身症状も500メートル以内で多発している。